人間失格

DS文学全集の体験版としてダウンロードした。
電源切ると消えちゃうというので一気読み。

人間失格 (集英社文庫)人間失格 (集英社文庫)
(1990/11)
太宰 治

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うん。一気に読むんで十分やね。(←スゴい速度だった)
つーか、最近一人称といえばラノベかBLしか読んでいないので、つまり普段軽いもんばっかりなんで、うっとおしかった。
そりゃBLにもうじうじしてる内向的な一人称主人公は多いけど、まだ理解できるんだよ。
なのに、この子ったら、ふざけんじゃねぇーっ! と張り飛ばしたくなるような身勝手さ。
『ガタガタ言うのは、まず自分の食い扶持ぐらい自分で稼いでからにしやがれ』ってのが私の信条だから仕方ない。

人間失格というより、人間未満にすべきなんじゃないかな。
人間として成長すべきところを、じゃまもされるが、自分からもしようとせず。
頭いいのに、成長の方向へ自ら行こうとしなかったという意味で『失格』なのかな?

でもこれが、推薦されるような文学というのは不思議。
中身がないけど美文というものでもないし。
発表当時としてはセンセーショナルな内容だったかもしれないけれど、現代ではこんな生き方をしてる若い子がたくさんいそうだ。
そんな状況で、十代の子にこれを読ませるのはいかがなものかと。
他山の石としてくれるならいいけど、ああ、俺ってこんな末期を迎えそうだよな、とか希望をなくしそうで。

あらすじ(世に絶望して心中の末に壊れる)しか知らないときは、集英社文庫のこの表紙は夜神月を想起させて、違和感を覚えていたのだけど、これで正しいのね。
というわけで、表紙絵には集英社版を選んだ。

タグ : DS文学全集

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