この国のかたち〈2〉

なんてぴったりなタイトルなんだ。

この国のかたち〈2〉 (文春文庫)この国のかたち〈2〉 (文春文庫)
(1993/10)
司馬 遼太郎

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実は頂き物で今は入手困難なハードカバーで読んだ。しかもなぜか突然2巻のみ。
エッセイ集で、特に続く部分もあるわけでもないので、全く問題なく。

読み進めるに従って、タイトルの意味がわかってきた。
この国、日本の現在を形づくるに至った要素である、歴史や風習、慣習、地域性などについて、ひとつひとつその発生した経緯やあるいは考え方などが詳細に綴られている。
そうしてこれらを積み重ねることによって、この本ができあがり、同様にこの国ができあがっていると言っているのだね。

大局的な内容のこともあるけれど、ほとんどは非常に局部的な内容で、通り一遍の知識では知らない(知り得ない?)ことも多く、大変興味深い。

タグ : 司馬遼太郎

知らないとゼッタイ恥をかく敬語のマナー

やっと読み終わった。
普通に会社に勤務している人にとっては、ごく当たり前のことしか書かれていない。
それでも、自分の中であやふやになっていることもあって、確認する良い機会になった。
間違った表現ばかり耳にしていると、だんだんどっちが正しいのかわからなくなってくるのよね。

知らないとゼッタイ恥をかく敬語のマナー (角川文庫 ん 22-28)知らないとゼッタイ恥をかく敬語のマナー (角川文庫 ん 22-28)
(2008/03/25)
日本語力向上会議

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対象は新入社員や若い人だろう。

けど、一部のおじさんたちにもこの本をプレゼントしたい。
ちょっと地位がある(と本人が思っている半端な)おじさんたちは、他社への応対がまともじゃないことが多々ある。
本当に多いのが、電話で名乗りもせず「○○さん、いる?」しか言わないおじさん。声で判断しろってか?
あるいは「○○だけど、あの件さ...」と唐突に始めるおじさんとか。思い当たる件が2つ3つあるんですが?
年と共に指示語の頻度が上がるのは、私も自覚あるけどさ、それを自分に許容してると早く老けちゃうよ?

この本のいいところは、正解だけでなく、その背景を説明していることだ。
考え方を示してくれているので、応用がきく。若い子たちには、ぜひ、その辺を。
おじさんたちは、ちょっと自分を振り返ってみてもいいのではないか。

あと、この本には「電話は3コール目までに取る」とあり、それは一般常識だと思うけれど、それに「1コールは聞いてから」を付け加えて欲しい。
1コール内で取られると、早すぎて焦るのよ。最初の「トゥルルルル...」で心を落ち着けているので。
そんなのって私だけなのかな?
電話に抵抗のない人にはまったく想像もつかないことかもしれないけれど。

オタク学入門

本当に「オタク」だった。

オタク学入門 (新潮文庫 (お-71-1)) (新潮文庫 (お-71-1))オタク学入門 (新潮文庫 (お-71-1)) (新潮文庫 (お-71-1))
(2008/04/25)
岡田斗司夫

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書店に平積みされているのを手に取り、「パクりの系譜」図を見て購入を即決。
この図だけで購入する価値はあると。
実際はもっとずっと沢山の興味深い解説や図が入っていた。なんてお買い得!

読み始めて、LDの記述に違和感を感じ、よくよく確かめると1996年初版発行だった。
そうだったのか。
それは念頭に置いておけば何も問題はない。

私なんぞオタクではない(記憶力と分析力が足りない)が、片足(それ以上か?)はどっぷりとつかってきているので、更に楽しくおもしろい。
足りない知識は補完され、感覚でしかなかった部分を論理的に分析してもらった気分だ。
バブルへGO!!」で、バブル期を知っている世代とそうでない世代で感じ方が違うように、この本もその時代を知っている方がより楽しめると思う。

ところで、この本をマーケティングの参考資料として読む人もいるのだろうか?
いるんだろうなあ。
そういう人たちにとってはどう映るんだろうか。
例に出ている作品を知らないだろうに、理解できるんだろうか?
そんなことも知りたい気がする。

数ページごとに感想というか様々なよしなしごとがあふれそうになるが、それでは際限ないので(笑)少しだけ。
・パンピーな友達に「おもしろいことない?」とか「TVでやってたアレ行こう」とか「やることなくて暇」とかよく言われ、こっちはやりたいことに時間がおっつかないのにととても不思議だったが、それは少数派ではなかったのね。どうしてそうなるんだろうか、気質の違い?
・私の部屋は紛れもなくオタク第1世代の部屋だわ、ソフビはないけどね(笑)
・折良くカリ城のTV放映があったので、じっくり眺めたよ。おー、確かにセル3枚しか使ってないやー、とか言いながら。
・私の動体視力を鍛えてくれたのは肉丸くんだったよー。そして作監を強く意識したのはキリコが発端だ(誰にでもわかるっての!)

文中の10年前の予言がことごとく当たっているようだが、そのことについての追記はないのね。
と残念に思っていたら、最近の本「オタクはすでに死んでいる」がそれっぽいタイトルだ。
次はこれを読んでみようと思っている。

タグ : 岡田斗司夫

透明ブックカバー

書店で買った本には、つけてもらった紙のカバーをつけっぱなしにしていることがほとんど。
ネット書店で買った本は、読むときには布製のブックカバーをかけて読む。
そうすると、長いシリーズ物の場合、まとめて保管していても読み返すときに順番がわからなかったり、抜けがあるのかもわからなかったり、保管期間が長くなると読み返すのにカバーをかけたりハズしたりするのが面倒くさかったりする。
で、透明のブックカバーをかけてみようかなという気になった。
もちろんそのくらいしようと思う、長期保存する本にだけだけど。

そうは思っていても、手に入り易いネット書店「中央書店コミコミスタジオ」のは大量セットしかない。しかも2種類ある。
どちらがいいのか迷っていたのだけど、上手い具合にどちらも1パックずつ手に入って、比較することができた。


■文庫サイズ透明ブックカバー3パック(30枚)セット≪ミエミエ≫
30枚/409円(1枚当たり13.6円)
ブッカー君より厚め。
厚いので、折り目がなかなかつかない。その分失敗したときの貼り直しが楽。
X文庫のように本が小さめの場合、余った部分が音をたてるのが多少気になるかも。
■透明ブックカバー☆文庫版ブックカバー(5pack)☆≪ブッカー君≫
50枚/630円(1枚当たり12.6円)
※100枚入り/1000円(1枚当たり10円)もあり。
ミエミエより薄め。
その分折り目が付きやすい点は扱い易い。ただし何度も貼り直すのには適さない。(あんまりやり直してたら帯のとこが切れちゃったよ)


というわけで私個人の結論は、大切な保存版で何度も読み返すようなのはミエミエで、そうでもないけどカバーしておきたいのはブッカー君で。

※追記※
実はミエミエは錦糸町の書店で10枚入り136円だったけど、ブッカー君はコミコミの広島のリアル店舗で、10枚入り105円だったんだよね。価格が微妙だ(笑)

あやかしの鏡

篠原美季の児童書ということで、とりあえず買ってみた。

あやかしの鏡あやかしの鏡
(2008/04/15)
香谷 美季

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キャラクターも魅力的だし、厚さ相応の展開で、こんなもんかなと思うのだけど。
読み聞かせ用なのかな?
主人公の一人称で進むのはともかく、途中で読者に話しかけるのには戸惑った。
ここ何十年も児童書は読んでいないし、そもそも昔読んでいたのはどれも百年くらい前に書かれたものばかりだったから、現代の児童書がどんなものだかを私がわかっていないのかもしれない。
「小学上級から」とあるのだけど、それって何年生?(そこからわかっていないし)
いやあ、総ルビの本なんて久しぶりですよ。

ゾゾ殿は、今も私の近くにいます(笑)
そーかー、これは妖怪のせいだったのね。

イラストがすごく好みw
P59の桜の下の三妖怪が特にすばらしい。

タグ : 篠原美季(香谷美季)

B型自分の説明書

この本を、企画して、出版して、しかも売れているらしいということが、消費の創造という意味ですごいことかも。
これが地頭力なんだね。たぶん。

B型自分の説明書B型自分の説明書
(2007/08)
Jamais Jamais

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B型としてのチェック項目が延々並んでいる。
Amazonでは数ページ中が見られる。
当てはまると思えばチェックをつけるわけだ。
いや、読むだけでも一向にかまわないんだろうけど。

B型には苦労させられたことしかないので、とても読む気にはならないのだが、これがO型の本だったら楽しく読むんだろうか、自分?
かつて同じ職場にいた同じ魚座のO型の友人とは、あまりにもお互いの行動の理由がわかりすぎて、自分たちも周りもあきれていた。
そんなことがあるので、決して血液型がすべてとは思わないが、まったく無関係とも思えないのだ。
だからといって、1冊ほぼ全部チェック項目のこの本を読むのもなあ...
自分を振り返ってイヤになる可能性の方が高そうだし。

しかし、血液型云々言うのは日本人だけだろうと、Amazonで作者名で検索かけたら「A型自分の説明書」ってのが今月発売になっていた。
こりゃ全型出そうだな。
そうそう、それで作者は東京生まれの人だった。
やっぱりね。

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